トロピカルフルーツは大人気です
最近、特に人気のトロピカルフルーツですが、主役どころをちょっとおさらいしておきましょう。
まずはココナッツ(ヤシ科)。ヤシにはいろいろあって、ヤシ油を取るアブラヤシ、デーツの実を取るナツメヤシ、そして、フルーツとして親しまれているのがココヤシの実であるココナッツです。
食用となるのは核(胚乳)の部分です。まだ未熟な時は半透明なココナッツジュース状態ですが。熟してくると、胚乳が白いかかたまりになります。これに少し水を加えてココナッツ・クリームを作り、もっと水を加えてココナッツ・ミルクになります。脂肪分が多く、牛乳の代わりにもなります。
マンゴー(ウルシ科)大きく分けて2種類あり、お馴染みなのはフィリピン産「イエローマンゴー」、最近輸入されているのがタイ産の大型種です。最近ブームになったアップル・マンゴーはメキシコ産が中心で濃厚な味わいです。
ドラゴンフルーツは食用サボテンの実です。ゼリー状の果肉で、黒い粒々の種はキウィの種と同じような食感です。
キワーノ(ウリ科)は果肉がきれいで透明のゼラチン状です。メロンと同じような種で一粒ずつ包まれています。
チェリモヤ(バンレイシ科)は、「天然のアイスクリームの木」と称されて有名です。味は酸味が少なく、甘いだけで はなく、色んな雑味が味わえます。
「フルーツの女王」とも呼ばれるのはマンゴスチン(オトギリソウ科)です。高価なフルーツで爽やかな酸味と甘みが特徴です。
スターフルーツ(カタバミ科)も人気で、スライスすると、きれいな星形になります。そしてパッションフルーツです。え?グラナディラフルーツではない?いいえ、そうではないのです。